フィリピンの入国審査
留学生としてフィリピンを訪れたmieです。
今回は旅行者が不安を抱きがちな、空港の「入国審査」に関して詳しく解説し、
・どんな質問をされるのか
・どう答えればいいのか
の謎をスッキリ解決したいと思います。
入国審査に必要なのもの
入国審査をパスするために必要なのは以下の3点です。
・パスポート
・機内で渡された入国カード
・帰りの飛行機チケット
・(留学生の場合)入学許可書
私の場合、帰りのチケットと入学許可書は確認されませんでしたが、場合によってはチェックされることもあるのでお手元に用意するのをお忘れなく。
帰りのチケットに関しては、必ず外国行きのものを用意してください。
帰国の日取りが定かでない場合、捨てチケットと呼ばれる近隣国行きの格安チケットを用意するのも一つの手です。
入国カードの書き方はこちらを参考にしてください。
入国審査のおおまかな流れ
今回私が到着したのは、マニラにあるニノイ・アキノ国際空港。
飛行機から降りた後、人の流れに沿って入国審査の列へ進みました。
入国審査官から「Next!」と言われたら、審査スタート。
大まかな流れは以下のようになります。
① 入国審査官にパスポートと入国カードを渡す
② 記載内容に関していくつか質問される
③ 写真を撮るためカメラを見てと言われる
④ 指紋を取るため人差し指をスキャナの上に置いてと言われる
⑤ 問題なければ荷物受け取りへ進む
⑥ 税関に申告する必要があれば、カウンターに税関申告書を提出
いくつか超えなければならないハードルがありますが、
最大のハードルは「入国審査官から聞かれる質問」です。
ここを乗り切るためにも、審査前に質問の答えを準備しておきましょう。
入国審査で何を聞かれるか
一緒に来た友人の中には
「パスポートを渡しただけで、何も聞かれなかった」
と言っている人もいましたが、私の場合はがっつり質問されました。
実際の流れはこのような感じです。
私>
Hello. Here you are.
こんにちは。はい、これ。
(パスポートと入国カードを渡す)
審査官>
Let me see …
どれどれ……
How long will you stay here?
ここにどれくらいいる予定なの?
私> I’ll stay here for three months.
三ヶ月いるつもりです。
審査官>
For three months?
三ヶ月?
Why will you stay for three months in the Philippines!?
なんで三ヶ月もフィリピンにいるの!?
私>
(なんで若干責められてるんだろうと思いながら)
I came here because I will study English in an academy.
学校で英語を勉強する予定なので……。
審査官>
Uh-huh, You will study English. Okay.
うんうん、英語を勉強するのね。オッケー。
Look at this red light.
この赤い点を見てくれる?
私>
Okay.
はい
(写真を撮られる)
私の入国審査はこのような流れで終了しました。
他によく聞かれる質問としては、
・入国の目的は何か
(What’s the purpose of your visit?)
・どこに滞在するつもりか
(Where are you staying?)
・帰りのチケットを持っているか
(Do you have return ticket?)
などがありますので、簡単な答えを言えるようになっておきましょう。
特に滞在先の住所は飛行機の中で用紙に記入しなくてはならないので、オフラインでも確認できるメモやプリントアウトした書類を持ってくると安心です。
あまり構えずに臨むこと
入国審査官といえど、相手は人間です。
こちらが明らかに困っていれば、もっと簡単な聞き方に変えてくれたり、答えのアシストをしてくれることもあります。
こちらが焦れば焦るほど「何かを隠しているのか?」と勘ぐられてしまうので、あまり構えず、自然に受け答えすることを心がけましょう。
入国審査での質問はバリエーションが限られているので、最低限の対策をしておくだけでOKです。
それでは、良いフィリピンライフを!